稲田姫神社神楽保存会の歩み 

稲田姫神社神楽保存会が誕生したのは明治の中頃になり、約130年近いの歴史を誇ります。地域に神楽を根付かせたいと、村上円六翁という氏が仙南の角田市尾山の高魂神社の神楽師を招いて足立地区の若者に習得させ、足立稲田姫神社の祭りに奉納してまいりました。 太平洋戦争では一時中断するも有志が復活させ現在に至っております。地区に伝わる貴重な郷土神楽はまさに日本人の心として伝承されてきたものです。後世へ伝承し続けるべく日々練習と活動を行っております。
本神楽の特徴は軽やかな笛のメロディーと、大小の太鼓のリズムに乗って踊る優雅な舞は観客の心を魅了します。

囃子:大太鼓、小太鼓、笛 サンプル

画像は三剣(みつるぎ)の舞
舞人3人がシャグマ、刀、鈴を持って司法を払い清め、後段ではお互いが刀を持ってくぐり合うという妙技が行われます。 舞の内容は、神武天皇が東征の時、お供の神たちが勇ましい叫び声を上げ天皇の威光示した舞と伝えられております。 百八の煩悩の根である愚痴、怒り、貧りの3つを断ち切り、不安のない生活を送ることを願い、金剛の法剣をふるい、四方を清めて世の邪悪をことごとく切り捨てる祈祷の舞です。 刀、迫力、勇ましさなど何度見ても観衆の心を引き付けてやまない舞でしょう。

稲田姫神社神楽保存会 所在地

宮城県柴田郡村田町大字足立字明神68
稲田姫神社 TEL:0224-83-2727

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